PhalconPHPをインストールしてみる

PHP

VirtualBoxにCentOSをとりあえずインストール
の続き

PhalconPHPをインストールしてみる。

【参考】
Phalcon PHP インストール (CentOS 6.5) - Qiita
http://qiita.com/inouet/items/0a90314811a379984f9c

とりあえずrootになる。

$ su -

gitが必要になるので入れておく。

# yum -y install git

remiリポジトリのインストール

PhalconPHPでは、PHP 5.3.11以降が推奨のようだが、
標準のリポジトリだと5.3.3なので、remiのリポジトリをインストールする。
また、remiのインストールにはepelが必要なので、epelも入れる。

# rpm -Uvh http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/Fedora/epel/6/i386/epel-release-6-8.noarch.rpm
# rpm -ivh http://rpms.famillecollet.com/enterprise/remi-release-6.rpm
# vi /etc/yum.repos.d/epel.repo
enable=1
↓
enable=0

必要なパッケージのインストール

PhalconPHPに必要なパッケージを入れる。

# yum -y install gcc make
# yum -y install php php-devel php-pdo --enablerepo=remi

5.4が入った。

# php -v
PHP 5.4.30 (cli) (built: Jun 25 2014 15:27:51)

タイムゾーンを設定しておく。

# vi /etc/php.ini
date.timezone = "Asia/Tokyo"

PhalconPHPのインストール

# git clone git://github.com/phalcon/cphalcon.git
# cd cphalcon/build
# ./install
# echo "extension=phalcon.so" > /etc/php.d/phalcon.ini

PhalconPHPがインストールできているのが確認できる。

# php -i | grep Phalcon
Phalcon Framework => enabled
Phalcon Version => 1.3.2

以上で、PhalconPHPのインストールが完了。

# exit

DevelopperToolsのインストール

DevelopperToolsを使うには、別途インストールが必要。

まず、DevelopperToolsをダウンロードする。
今回は、とりあえずユーザーのホームディレクトリにでも置いておく。

$ git clone git://github.com/phalcon/phalcon-devtools.git

インストールすると、

$ ./phalcon-devtools/phalcon.sh

.bash_profileにPATHの設定が追加される。

$ cat .bash_profile
・・・
export PATH
export PTOOLSPATH=/home/dev/phalcon-devtools/
export PATH=$PATH:/home/dev/phalcon-devtools

.bash_profileを読み込み直すと、

$ source .bash_profile

phalconコマンドが使えるようになる。

$ phalcon

Phalcon DevTools (1.3.2)

Available commands:
  commands (alias of: list, enumerate)
  controller (alias of: create-controller)
  model (alias of: create-model)
  all-models (alias of: create-all-models)
  project (alias of: create-project)
  scaffold
  migration
  webtools

動作チェック

Apacheのインストール

Apacheが入ってなければインストールしておく。

$ sudo yum -y install httpd

mod_rewriteが必要なので、.htaccessを有効にする。

$ sudo vi /etc/httpd/conf/httpd.conf
<Directory "/var/www/html">
・・・
AllowOverride None
↓
AllowOverride All

起動する。

$ sudo service httpd start
$ sudo chkconfig httpd on
プロジェクトの作成

パーミッションを変更し、ファイルを作成できるようにする。

$ sudo chown hoge:hoge /var/www/html

$ cd /var/www/html

プロジェクトを作成する。

$ phalcon project sample

cacheディレクトリに書き込めるようにする。

$ chmod 777 sample/app/cache/
確認

http://サーバーのアドレス/sample
にアクセスすると、

が表示される。