VirtualBoxでCentOSの環境を複製してみる
VirtualBoxにCentOSをとりあえずインストール
で作成した環境を複製してみる。
VirtualBoxでクローンを作成
VirtualBoxの画面で、複製したい環境で右クリックし、
「クローン...」
を選択する。
適当に新しい名前を入力し、
「すべてのネットワークカードのMACアドレスを再初期化」
にチェックを入れる。
以上で、クローンが作成される。
ネットワークの設定
クローンした環境のネットワークの設定で、
NAT(アダプター1)とホストオンリーアダプター(アダプター2)
のMACアドレスを確認しておく。
クローンした環境を起動し、rootでログインする。
ifcfg-eh0を編集し、
HWADDRの箇所を、NAT(アダプター1)のMACアドレスに変更する。
# vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0
DEVICE=eth0 HWADDR=新しいMACアドレス TYPE=Ethernet UUID=xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx ONBOOT=yes NM_CONTROLLED=yes BOOTPROTO=dhcp
ifcfg-eh1を編集し、
HWADDRの箇所を、ホストオンリーアダプター(アダプター2)のMACアドレスに変更する。
また、IPアドレスを適当に変更する。
# vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth1
DEVICE=eth1 HWADDR=新しいMACアドレス TYPE=Ethernet UUID=xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx ONBOOT=yes NM_CONTROLLED=yes BOOTPROTO=static IPADDR=新しいIPアドレス NETMASK=255.255.255.0
下記のファイルでは、新しいMACアドレスがeth2,eth3になってしまっているので、削除して、再起動する。
再起動すると作りなおされるみたい。
# rm -f /etc/udev/rules.d/70-persistent-net.rules # reboot
【参考】 OSの初期設定 - CMSでホームページ http://cms.efreo.com/301/201/
以上で、複製した環境にアクセスできる。