Fiddlerを使ってみる

WindowsFiddlerを使ってみる。

インストール

下記のサイトからダウンロード。
Fiddler free web debugging proxy
http://www.telerik.com/fiddler

インストールして起動すると下記のような画面が表示される。

ブラウザでサイトにアクセスするとリクエストの一覧が表示される。

キャプチャの一時停止

キャプチャを一時的に停止したい場合は、
画面左下の[Capture]をクリックすると停止できる。

リクエストのヘッダーやレスポンス等の確認

リクエストを選択し、[Inspectors]タブをクリックするとの
リクエストやレスポンスの詳細が確認できる。

「Response is encoded and may need to be decoded …」と
表示される場合は、クリックすると、レスポンスが見れるようになる。

タイムラインの表示

リクエストを複数選択して、[Timeline]タブをクリックすると、
タイムラインが表示できる。

リクエスト一覧のクリア

メニューの☓ボタンをクリックし、
「Remove all」を選択するとリクエストの一覧をクリアすることができる。

他にも、画像(Images)だけクリアしたり、エラー(Non-200s)だけクリアしたり
することができる。

保持するリクエスト数の制限

デフォルトでは、Keepに「All sessions」が指定されており、
全てのリクエストが保持されるようになっている。
「○○ sessions」に変更すると、○○の数だけ保持される。

画像のリクエストを非表示

[Rules]メニューから[Hide Image Requests]を選択すると、
画像のリクエストは、一覧に表示されなくなる。

Fiddler上で表示されないだけで、通信は行われているみたい。

フィルタリング

[Filter]タブを選択して、[Use Filter]にチェックを入れると、
より詳細なフィルタリングができる。

拡張子を指定して非表示

特定の拡張子を含むURLを非表示したい場合は、
[Hide if URL contains]の所に、下記のような感じで指定すれば、非表示にできる。

特定のサイトのみキャプチャ

特定のサイトのみキャプチャしたい場合は、
[Show only if URL contains]の所に、下記のような感じで指定すればOK。

既存のリクエスト一覧にもフィルタリングを反映

フィルタリングが適用されるのは、フィルタリングを設定した以降のリクエストのみだが、
[Action]ボタンをクリックして[Run Filterset now]を選択すると、
既存のリクエスト一覧にも適用できる。

特定のアプリケーションのみキャプチャ

デフォルトでは「Any Process」になっており、
全てのアプリケーションがキャプチャの対象となっている。

アプリケーションに対してをドラッグすると、
そのアプリケーションのみキャプチャの対象となる。

例えば、Chromeを指定すると、下記のようになり、
Chromeのリクエストのみキャプチャされる。